アクリル塗料は外壁塗装などに用いられています。 ただし、正直、あまり評判の良い塗料ではありません。ここではその理由をご紹介します。 ・耐久性の問題 アクリル塗料は柔軟性があり、伸縮性も優れていますが、他の塗料に比べて耐久性が劣ります。特に日光や風雨などの自然要因による劣化が早く、剥がれやひび割れが起こりやすいです。 おそらく持って5、6年程度ではないかと思います。ちょっとの間だけ綺麗な状態が保たれれば良いという方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの方は家に長く住みたいと思っているはず。そう考えると5、6年というのは、あまりにも短い期間です。 ・耐候性の問題 アクリル塗料は紫外線に対する耐候性が低く、時間が経つと変色しやすい傾向があります。そのため、外壁に使用される場合は日差しの強い場所や気候が厳しい地域では劣化が早くなります。 すなわち、見た目が悪くなる、変色する、退化するといった状況を招きがちです。色あせた住宅は決して良い印象を与えません。 ・メンテナンスが必要 耐用年数が短いため、アクリル塗装を使用した場合はメンテナンスの頻度が高くなります。定期的な洗浄、補...

60万円、80万円、100万円など、塗料ごとの見積もりを出すと、かなりの料金差が出ることがあります。 当然のことながら、少しでも安い料金で済ませたいというのが本音かと思います。 ただ、その料金だけで判断せず、10年後、20年後を見据えて判断していただくことをお勧めします。 例えば、60万円かけて5年後に再塗装が必要になる場合と、100万円かけて20年後に再塗装が必要になる場合を考えたら、間違いなく後者の方がコストパフォーマンスが良いことになります。 もちろん「60万円なら出せるけど、100万円までは出せない」という方もいらっしゃるので、それで安い方を選択する方もいるでしょう。 しかし初期費用としていくら払うかではなく、トータル料金で換算すると、どちらがお得かが見えてきます。 結局、最終的に払う額が安い方が良いはずです。 ちなみにコストパフォーマンスが良いのは、フッ素塗料や無機塗料。確かに料金としては安いものではありません。仮に2階建ての住宅を塗装したら100万円越えになることも考えられます。 しかし、フッ素塗料や無機塗料のコスパは最高で、15年どころか20年ほど持つと言...

外壁塗装会社を選ぶ際、値段以外にも重視したいポイントがあります。 その一つが施工手順。一般の方が施工手順を聞いてもピンとこないかもしれませんが、それらを比較した方が良いです。なぜなら、あまりにも安い塗装会社だといくつかの手順を省いている可能性があります。 施工手順の中で特に注意した方が良いのが洗浄、下地処理、下塗りです。 洗浄は文字通り外壁を洗浄する作業のことです。どういった方法で洗浄しているのか、洗浄にはどれぐらいの時間をかけて行っているのかも聞いておくと良いでしょう。 洗浄の丁寧さが、将来的な塗装の耐久性に関わってきます。 そして下地処理もとても重要です。しっかり補修を行ってから塗装しないと塗装剥がれにつながります。下地処理に時間をかけて丁寧に行ってくれる業者にしましょう。 そして、下塗り。下塗りがなぜ重要かと言うと、塗装の耐久性、塗膜の厚さに関係してくるからです。 厚みがあった方が、建物を守る力がそれだけ強くなるという事。将来的な塗料の剥がれや変色リスクが減ります。 このように値段だけではわからないことがいくつかありますので、詳しく施工内容を聞くようにしましょう。...

リフォームは建替えに比べると費用は高くないですが、できれば安い抑えたいものです。 そこで、今回はリフォームを安くする方法を解説しています。 ◇まとめてリフォームする 手間をまとめることで効率的に施工: 同じエリアを一度に施工することで、養生や清掃などの手間をまとめて行うことができ、効率的に作業を進めることが可能です。 足場の設置コストを削減:足場を組むような工事では、同じ足場を使って作業を行うことができるので、足場を何度も設置する手間やコストを削減できます。 デザインの統一感:部分的なリフォームよりも一度にまとめてリフォームすることで、デザインや仕上げに統一感を持たせやすくなります。 ◇工法を選ぶ リフォームの際に、費用を抑える工法を選択することもひとつの方法です。 選ぶ際には工務店等のプロのアドバイスを聞きながら、予算やリフォームの目的に合った最適な方法を選択しましょう。 ◇間取りを変更しない 間取りを大幅に変更せず、元の配置を活かすことは、予算を抑える効果的な方法です。 特に、水回りの配管を変更するような大規模な移動...